ステイヤーズSについて過去の傾向や特徴について考えていきます。



コース分析

平地では国内最長となる芝3600mで行われる重賞で、レース名の通りステイヤーとしての素質が問われるレースであります。
中山芝3600mは中山直線の急坂手前あたりからスタートし、内回りコースを2周するコース形態であることからも、長距離適性のみならず、小回りに近いコース形態や、急坂を含めた高低差5.3mの起伏といったトリッキーな中山内回りコースへの対応力も求められます。

そのため、阪神、中山実績が必要でありますが、それ以外にも長距離実績も必要となってきます。

人気順

1番人気 (5-1-2-2)
2番人気 (0-2-2-6)
3番人気 (1-1-1-7)
4番人気 (1-3-2-4)
5番人気 (0-0-0-10)
6番から9番人気 (3-3-1-33)
10番人気以下  (0-0-2-47)


10番人気以下で馬券になった馬が
トウカイトリックとエイシンクリックの2頭です。

単勝オッズ

4倍以内   (5-1-3-1)
4倍~7倍未満(1-2-2-15)
7倍~10倍未満(1-3-1-10)
10倍~15倍未満(2-1-1-8)
16倍~20倍未満(0-3-1-5)
20倍以上   (1-0-2-70)


単勝20倍以上で馬券になったのは
トウカイトリック2回とエイシンクリックの2頭です。


枠順

1枠 1-0-1-9
2枠 0-2-2-11
3枠 1-0-1-14
4枠 1-1-2-15
5枠 2-1-1-15
6枠 1-1-1-16
7枠 1-4-2-13
8枠 3-1-0-16


特にこの枠順がというわけではなさそうです。
年によっては少頭数での開催となっていたため、
あまり参考にならないかもしれません。


脚質

逃げ 0-2-1-11
先行 6-5-2-15
差し 4-3-3-43
追込 0-0-3-39



位置取りが同じ位置にいた場合などもありますので
逃げ馬が10年のデータで14頭いるのは違和感がありますが、仕方ないですね。

エイシンクリックについては逃げて3着だったのですが
それまでは先行策で負け続けてきた馬なので
レースは生き物というように出てみないと分からないというのが正直なところでしょうか。



前走クラス順

2勝クラス  0-0-2-6
3勝クラス  1-4-2-23
OP     2-2-0-16
G3     0-1-0-8
G2     7-3-7-51
G1     0-0-0-5


3勝クラスから制した馬はアルバート。
3勝クラスから連対、3着になった馬は前走4番人気以内でした。

OPから制した馬は丹頂Sからの出走。
勝った馬か、ステイヤーズSのリピーターでした。
連対した2頭はリピーターとオールカマー2着の実績のある中山実績のある馬でした。

基本的には前走G2からの出走馬を狙いたいところです。



レースの特徴

  • リピーターレース

 過去にアルバートやトウカイトリックがいるようにリピーターレースとなっております。
 過去に好走した馬については近走の成績は度外視して扱うことが必要のようです。


  • 前走G2組
アルゼンチン共和国杯組は1桁着順の馬が中心
2桁着順の馬で好走したのは昨年のオセアグレイトとトウカイトリックの2頭だけ。

京都大賞典組も同じ状況で
2桁着順の馬で好走したのは
フェイムゲームとアルバートだけ。

フェイムゲームは天皇賞2着の実績
アルバートは3連覇した馬と実績が問われそうです。


  • 連対の条件

基本的には単勝20倍までの馬の決着となりそうです。
人気で言えば7番人気以内の決着が多く、7番人気以内の中から危険な馬を探し出す形になるかと思います。


総括

年によって傾向は変わるとは思いますが、
基本的には
  • 7番人気以内の決着
  • 単勝20倍以内の馬
  • 前走G2は1桁着順の馬
  • リピーターは軽視禁物
  • 前走3勝クラスは4人気以内の馬
  • 前走OPは丹頂S組中心
  • 前走OP連対圏には距離不問

鍵を握るのは前走OP組の扱いのようです。

追い切りや傾向についても分析していきたいと思います。

今年のメンバーで注意が必要なのはこの馬でしょう。


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